1. 秋にぎっくり腰が増える理由
ぎっくり腰は正式には「急性腰痛症」と呼ばれ、突然腰に激しい痛みが走る症状です。特に秋に多い主な理由は次の通りです。
- 朝晩と日中の寒暖差による筋肉のこわばり
- 運動の機会が増え、急な動作や無理な姿勢を取りやすい
- 夏の疲れが残っていて、回復力が落ちている
2. 日常でできる予防のコツ
ぎっくり腰を防ぐために、以下の習慣をぜひ取り入れてください。
(1)朝起きるときはゆっくり
目が覚めたら、いきなり起き上がらずに横向きになってから腕の力で起きるなど、急な動作を避けるようにしましょう。
(2)体を冷やさない
冷えは筋肉を硬くする大きな原因です。腰回りを温める服装や腹巻きを取り入れてください。
(3)ストレッチや軽い運動
腰だけでなく、太ももやお尻の筋肉を伸ばすストレッチが効果的です。毎日数分で良いので習慣化しましょう。
(4)重い物を持つときの工夫
物を持ち上げるときは腰ではなく膝を曲げる、体をねじらないなど、腰に負担をかけない動きを意識しましょう。